名寄(なよろ)という地名は、アイヌ語の「ナイ・オロ・プト」(川のそばの国)がなまって、「なよろ」になりました 。
語源のとおり、西方に天塩川、東方には名寄川が流れ、名寄市内で合流しています。
夏は、天塩川の河川敷で野外ライブ&花火大会(てっし名寄まつり)を開催。
冬は、名寄川が凍り、その解氷日時を当てるクイズ(なよろタイムバトル)を実施。
名寄市での生活は、川と密接に関係しています。
名寄市は、四季の移ろいがはっきりしています。
夏は最高気温30度を超える時があり、その一方で、冬には最低気温マイナス30度を超える時もあります。
年間の気温差が60度という年も珍しくありません。
夏は、暑く照りつける太陽に負けじと、名寄市内一円で「ひまわり」が咲き誇ります。 (2010年はおよそ350万本)
映画「星守る犬」(2011年公開、西田敏行主演)のロケ地としても利用され、日本全国から観光のお客様が訪れます。
冬は、“雪質日本一”と言われるパウダースノーを楽しむ為に、日本全国からスキーヤー、スノーボーダーが集まります。
更に、氷点下20度前後のシバレた日には、太陽の光が大きな柱のように立ち上る「サンピラー」現象を目撃できます。
「サンピラー」現象は様々な条件が揃わなければ見る事が出来ず、頻繁にはっきりと現象を見る事ができるのは、日本全国でも名寄周辺だけです。
名寄市の豊かな緑と水に恵まれて育つ野菜は、充分な養分をたくわえます。
また、大きな寒暖差により、野菜は甘みが増します。
名寄市は、美味しい野菜が育つ環境が揃っているのです。
名寄市は、「もち米」の作付け面積と収穫量が共に日本一です。
名寄産のもち米品種「はくちょうもち」は、伊勢名物「赤福」の原材料としても使用されています。
他にも農産物全般を生産しており、アスパラ、カボチャ、トウモロコシ、などの生産も盛んです。
特にアスパラは、料理番組で食材として紹介される事も多数あり、東京で販売会が毎年開催されるほどの人気です。
白いスイートコーン「ピュアホワイト」は、生でも食べられるトウモロコシとしても有名で、人気上昇中。
現在は、美味しい農産物を使用した名寄ならではの特産品の開発も積極的に行っています。
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